こんにちは!
3人子育て日和、ブログ管理人のはなです。
現在長女9歳、長男6歳、次男3歳の育児中です。
3歳のお子さんで、絵本の内容を理解できるようになってきたり、絵本の中の言葉をまねっこしてみたりする子も多いと思います。
知的な発達もどんどん進んでいくので、「自分でやりたい!」「いま思っている事を伝えたい!」という気持ちから、豊かな感情表現をするようになってきます。
この豊かな感情表現のために必要な語彙力が身につくのが、読書です。
【読み聞かせで得られる効果】
・親子のコミュニケーションに繋がる。
・感情を伝えるために必要な語彙力や、聞く力・集中力が身につく。
【自分で読むことで得られる効果】
・「自分で読めた」という達成感。
・興味のある本を自由に選んで読むことで、学びの幅がどんどん広げられるようになる。
読み聞かせで「耳で聞く」。
子どもが自由に選んで「自分で読む」。
どちらも取り入れることで、それぞれ異なる効果を身につけられます。
読み聞かせにおすすめの絵本5選

3歳児でも真似しやすいような、簡単なフレーズが出てくる、一部だけでも一人読みができる。このような絵本をご紹介します。
これからご紹介するのは5冊で、5冊とも我が子が通う保育園にも置いてある絵本になります。
へんしんトンネル
「へんしんトンネル」の中をくぐると、いろんなものが変身してしまう。というストーリーです。
リズムよく読むことができ、3歳児が真似しやすいような言葉遊びの絵本で、読み終わる頃には絵本に出てくる言葉を連呼してしまうこと間違いなしです。
物語の文章は読めなくても、真似できる言葉だけを絵を見ながら読み進められるので、一人読みにもおすすめです。

我が家の次男は、ページをめくるたびに「えー!」と驚きながら楽しんで読んでくれました。
たべてあげる
「これもいやだ!」「あれもいやだ!」
食べ物の好き嫌いが多いりょうたくんのところに、ある日小さなりょうたくんが現れて、なんでも食べてくれるようになります。
最初は嬉しかったりょうたくんですが、だんだんりょうたくんが好きな食べ物までどんどん食べてしまうようになって、最後には…
なかなかホラーな内容ですが、イヤイヤ期真っ最中で、なかなかご飯を食べてくれない3歳児を持つ方には、強い味方になってくれる絵本になると思います。

我が子たちは「食べてあげる」のフレーズを自分なりに怖い言い方で読んでいますw
この絵本と出会ってからは、食べ残しが減り、食べ終わるまでの時間が短くなったと感じます!
ゆびたこ
もうすぐ1年生になる主人公の女の子は、なかなか指しゃぶりがやめられなくて悩んでいました。
左手にできたたこを爪でぐりぐり押すと、「イタッ!」と声がして、たこに顔が現れます。
「もっと吸って大きくしてや~」
関西弁で話しかけてくるゆびたこ。
顔もなんだか不気味で少しホラーですが、子どもの指しゃぶりに悩んでいる方には、おすすめの絵本です。
我が家の子どもたちは、何度も読み聞かせしているうちにストーリーを覚えてきて、文字は読めなくても絵を見ながら自分で読むようになりました。

長女が3歳の時、健診で指摘されたのをきっかけに購入しました!
すぐに指しゃぶりをやめることはありませんでしたが、気がつくとやめられていました。
現在は次男がこの絵本に夢中です。
だいじ だいじ どーこだ?
この絵本の著者である遠見才希子さんは、当時医大生だった2005年に性教育活動を始め、これまで900か所以上の学校で講演を続けている産婦人科医であり、2児の母です。
もっと気軽に楽しく、そして真面目に“性”を考える場が欲しかった。からだや性について知らなきゃいけないことはたくさんあるはずなのに、学校でも家庭でも知る機会がなかった」
出典:だいじ だいじ どーこだ?
このような思いからつくられた絵本で、「自分のからだ」「自分以外の人のからだ」も大切であるということが、わかりやすく優しい内容になっている絵本なので、3歳から性教育をはじめるのにはぴったりの絵本です。

我が子が通っている保育園にもある絵本で、購入して見せたとき、「だいじだいじの絵本だ!」と指をさしていました。
ぱんどろぼう
おいしいパンを探し求める大どろぼう、その名も「パンどろぼう」。
ある日もりの中で「せかいいち おいしい もりのパンや」と書かれた、パン屋さんを見つけます。
お店に忍び込み、見事おめあてのパンを盗むことに成功!
はたしてパンのお味は…?
パンどろぼうの正体は…?
対象年齢が3~5歳ということもあり、一つの文章が長めの絵本です。
何度か読み聞かせをしていくうちに、お気に入りのフレーズや言い回しなど、暗記できる部分は一人読みできる内容になっています。
パンどろぼうは年齢問わず人気のキャラクターで、シリーズ化もしており、最新作の「パンどろぼうとりんごかめん」は第6作品目になります。
シリーズごとに増えていくキャラクターすべてがとても可愛らしいので、私の周りでは、親子でパンどろぼうにハマる方が多い印象です。

パンどろぼうグッズもたくさん販売されているので、ネットショッピングで見かけると、ついついポチポチ購入してしまいます…!
一人読みにおすすめの絵本

おすすめは、対象年齢が3歳もより低い、0~2歳児を対象にした絵本を選ぶことです。
対象年齢が3歳からのものは、読み聞かせや、一部だけ一人読みができるような内容になっていると感じます。
3歳で文章が読める子は、まだ少ないと思います。
このため比較的短い文章で、3歳児が暗記できるような内容になっているものである、対象年齢0~2歳児の絵本が3歳児の一人読みには最適と言えます。
まとめ
3歳児は「読み聞かせだけをする」から「自分で絵本を選んで、自分で読む」という事に、少しステップアップできる年齢です。
自由に自分で。
この行動が、小さな達成感の積み重ねになっていき、自己肯定感UPへと繋がっていきます。
ただし、無理に進める必要はなく、読み聞かせと並行して進めるのがベストだと思います。
読み聞かせと並行して進めると、コミュニケーションが取れるので、両方の利点をいいとこ取りできると思うからです。
「自分で読む子になって欲しい」と思う方の絵本選びの、参考になればうれしいです。