家庭菜園初心者でも毎年成功しているおすすめ野菜！子どもと一緒に植えました！

こんにちは！
3人子育て日和、ブログ管理人のはなです。

家庭菜園を始めて5年程。

毎年、子ども達と大量に収穫できている野菜をご紹介します。

・家庭菜園に初めて挑戦する方
・子どもと楽しく野菜のお世話・収穫をしてみたい方
・あまり手間をかけずに大量の野菜を収穫したい方

こんな方におすすめの内容となっています。

せっかく挑戦するなら、失敗が少なく、たくさん食べられるものがいいですよね！

家庭菜園初心者におすすめの野菜

追肥や農薬など、少し手間のかかる作業なしでも、日当たりの良い場所で育てる事と、水やりだけですくすく育つ野菜をご紹介します。

植える時のポイント
・種から育てる野菜もありますが、基本的にはホームセンターなどで苗を購入して植える。
（種からだと、手間と時間がかかるため）
・ゴールデンウィーク明けの、朝晩でも寒くない時期に植える。
（霜が降りて、野菜が風邪を引いたことがあり、育ちが悪くなったため。そのまま枯れてしまった事もあります…)

ミニトマト

おすすめポイント
・農薬なしでも虫がつきにくく、病気にもなりにくい
・大量に収穫できる
・子どものおやつにもぴったり
・サラダの具材に使える
・お弁当に使える

子ども達が大好きなミニトマト！

夏頃には、どんどん赤くなるので、子ども達と大量に収穫するのが楽しいです。

植え方
①プランターの真ん中に、苗が入っているポットの土の深さより、少し深めの穴を掘る。
（掘った土は、プランターの端に寄せておきます。）
②掘った穴にコップ一杯分くらいの水を入れる。
③苗をポットから土ごと取りだして、穴に入れる。
（苗の土から出ている茎の部分を、人差し指と中指で軽く挟み、手の平で土を支えるように逆さまにして取り出します。）
④端に寄せておいた土を、穴の隙間に入れてく。
⑤苗がぐらつかないように、周りの土を手のひらで抑えて、軽く押し固める。
⑥最後に水をかけてあげる。
⑦苗を支える棒を立てて、ひもで結ぶ。

人差し指と中指で軽く挟んで、

こんな感じでポットから取り出します。

植え終わったら、苗の根元から少し離した所に棒を立てて、風にあおられても折れないように、紐で茎と棒を結びます。

トマトは背丈がどんどん大きくなる野菜で、プランターで栽培するミニトマトでも、女性の肩や顔くらいまで大きくなります。

成長に合わせて、立てる棒も高くしましょう！

または、最初から長い棒を使うのも良いと思います。

栽培方法・コツ
・プランターの場合は、毎日水やりをする。
（たまに忘れても大丈夫）
・花が咲いたらトマトトーンという植物ホルモン剤を使うと、実が落ちにくくなる。
（トマトトーンは使わなくもOKです）
・脇芽(わきめ)を摘み取る。

脇芽って何？どうするの？
脇芽とは、主枝と葉の間から生える新しい枝です。
この脇芽を取ることで、主枝に栄養が行きわたります。
脇芽が小さいうちだと、手で簡単に取れるので、見つけたらすぐ取るようにしましょう。
見逃して脇芽が大きくなってしまったら、ハサミで取り除けばOKです。

赤丸の部分が脇芽です。青い印の部分をポキっと折ります。

取り除いた後はこんな感じ。

収穫方法
ヘタを残して収穫したい場合は、ヘタの少し膨らんでいる部分に人差し指を添えて、実を支えながら膨らみの所を折るように上にクイっと持ち上げるときれいに取れます。
ヘタを残さなくてもOKな方は、実だけを持ってクイっと、もぎ取るようにすれば収穫できます。

知って得するプチ情報
・赤いトマトだけを取ろうとしたら、まだ赤くないトマトも取れてしまった。
・子どもが赤くないトマトもどんどん取ってしまう。

こんな時でも大丈夫！
少しでもオレンジっぽくなっていたら、室温に置いておけば、ちゃんと赤くなります。
まったくオレンジにもなっていない緑のトマトだと、そのまま悪くなってしまうので、緑のトマトにはお子さまを近づけないよう、ご注意くださいｗ

ピーマン

おすすめポイント
・農薬なしでも虫がつきにくく、病気にもなりにくい
・大量に収穫できる
・おかず作りの材料になる
・ピーマンが苦手な子は、食べられるようになるきっかけになるかも！

ピーマン栽培は、ピーマンを食べるのが苦手な子にぴったりです。

料理されたあとの状態、もしくはスーパーで買ってきた、収穫後のピーマンの姿しか見たことがないお子さんも多いと思います。

一緒に栽培をすれば、どんどん大きくなっていく様子や、花が咲いた様子、小さいピーマンの赤ちゃんができた様子などを観察できるので、ピーマンの事をよく知ることができます。

苦手なピーマンも、よく知る事ができれば、食べられるきっかけになると思います。

我が家の長女はピーマンが苦手でしたが、前に育てた時

「可愛い！取るの楽しい！」

と言っていて、晩ごはんに出したピーマンを見て

「これ私が取ったやつ？やったー！おいしい！」

と、全部食べてくれました。

植え方
①プランターの真ん中に、苗が入っているポットの土の深さより、少し深めの穴を掘る。
（掘った土は、端に寄せておきます。）
②掘った穴にコップ一杯分くらいの水を入れる。
③苗をポットから土ごと取りだして、穴に入れる。
④端に寄せておいた土を、穴の隙間に入れてく。
⑤苗がぐらつかないように、周りの土を手のひらで抑えて、軽く押し固める。
⑥最後に水をかけてあげる。
⑦苗を支える棒を立てて、ひもで結ぶ。

栽培方法・コツ
・プランターの場合は、毎日水やりをする
・ミニトマトより大きめのプランターがGOOD！

前に育てた時、農薬なしでもほとんど虫がつかなかったので、育てやすかったです。

プランターの大きさの目安としては、ミニトマトより大きめのものがいいと思います。

夏にはどんどん実がなっていくので、収穫が楽しいです。

収穫方法
実を持ち、実から1～2㎝くらい上の所を目安に、ハサミで切ります。
ピーマンの背丈が大きくなって、本枝がしっかりしてきたら、実を持って上に引き上げる方法でも収穫出来ます。

知って得するプチ情報
・収穫までずっと緑だから、いつ収穫すればいいかわからない。
・収穫時期がわからなくて様子を見ていたら、実がオレンジっぽくなってきた。
・実が赤くなってしまった。

こんな時でも大丈夫！始めに実るピーマンは4㎝くらいで収穫してOKです。理由は、成長途中の株の負担を軽減するためです。
株がどんどん大きくなってきたら、6～7㎝くらいを目安に収穫すればバッチリです。

順調に育っていくと、葉に隠れていたピーマンが、オレンジっぽくなっていたり、赤くなっていたりする事が起こると思います。
これは熟してきているサインなので、食べても全く問題ありません。
ピーマンは完熟すると赤くなります。
完熟すると苦みが減るので、子ども達にとっては食べやすくなるかもしれません。

万能ねぎ

おすすめポイント
・農薬なしでも虫がつきにくく、病気にもなりにくい
・収穫方法を適切に行えば、同じ株からまた収穫できる
・おかずの彩りとして、トッピングに使える
・そうめんや冷奴などの薬味に、採れたてを使える

「料理に彩りをつけたいけど、これから買い足しに行くのも面倒だな。」

こんな時でも、プランターからササっと収穫してトッピングに使えるのでおすすめです。

万能ねぎの場合、トマトやピーマンと違って、種から植えます。

植え方
①土に深さ1㎝、3～4㎝くらいの間隔をあけて、種を撒く穴をあけていく。
②穴に種を入れる。
③土を軽くかぶせ、水をあげる。
※あまり深く植えると、発芽が遅くなってしまうので、水をあげても出てこない程度の深さに植えます。

栽培方法・コツ
・プランター、地植えどちらも、発芽するまでしっかり水やりをする。
（土が乾くと発芽しにくいので、こまめに水をあげれば、1週間～10日程で発芽します。）
・発芽してからは、3～4日に1度の水やりでOK。
（時期によって変わるので、土の表面が完全に乾くのを目安に、底から水が出てくるくらいの量で水やりをします。）

収穫方法
草丈20㎝くらいが収穫の目安です。
根本2㎝を残して、ハサミで収穫します。
根元を残すことで、切り取った株からまた新しく芽が出るので、もう2～3回は収穫が可能です。
同じ株から何度も収穫しなくてもいい方は、根元を持って、そのまま引っこ抜けば収穫できます。

知って得するプチ情報
牛乳パックに栽培するの事も可能です。
キッチンの日の当たる、ちょっとしたスペースに置いて栽培すると、使う時にササっと収穫できるのでおすすめ！

さらに、スーパーで買ってきた万能ねぎを根っこから7㎝程残して、水を入れたペットボトルに入れておくと、また伸びてくるので再生栽培も可能です。

写真の野菜は万能ねぎではないのですが、牛乳パック栽培はこのようにします。

側面の底の方に穴をあけているので、トレーなどを敷きます。

再生栽培はこんな感じ。

少しの量でいい方は、スーパーから買ってきた万能ねぎで、再生栽培がおすすめです。

用意するもの

どんなものを用意すれば良いのか、売っている場所などもご紹介します。

プランター

トマト、万能ねぎは100円均一で買えるようなプランターで大丈夫です。

写真のプランターはダイソーで購入した、直径23㎝・深さ25㎝のものです。

5年前に購入したものなので、同じものは無かったのですが、似たようなサイズのプランターがありました。

トマトはプランターが大きいと、その分広く根を張れるので、水分も養分も摂取しやすくなり、たくさん収穫できます。
深さ30㎝はあった方がいいのですが、25㎝でも十分収穫できました。

万能ねぎは1L牛乳パックを横に倒した深さでも育つので、下に穴をあけられる入れ物ならなんでもOK！

1.5L、2Lペットボトルで、代用も可能です。

鉢底石

プランターに土を入れる前に、底に敷く石です。
写真は、ダイソーの鉢底石です。

鉢底石は、プランターの底が隠れる程度の量で大丈夫です。

鉢底石はなぜ敷くの？
・排水性が高まり、水はけが良くなる。
・根腐れを起こしにくい。
・鉢底石によって、空気が入る隙間が生まれ、土に酸素が供給できる。

土

土はホームセンターなどで売っている、「野菜用培養土」と書かれたものを購入します。

写真はダイソーに売っているものです。

さらに、「元肥入り」「そのまま使える」などが書かれているものが良いです。

培養土には、あらかじめ肥料が混ぜ込まれているものが多いので、手間なく野菜栽培を始める事ができます。

「肥料無添加」や「有機栽培対応」と書かれているものは、自分で肥料を混ぜなくてはいけないので、手間を掛けたくない方は避けるようにしましょう。

プランターに入れる土の量は、満杯より3㎝程下くらいが良いと思います。

100円均一で売られている土の量は、一袋では足りないので、3袋くらい購入しておくと安心です。

追肥をしたい場合

育ちが悪く、追肥をしたい場合は、化成肥料がおすすめです。

上の写真の化成肥料は、ダイソーで売っているものです。

1回あたり、小さじ1杯～2杯くらいの量を、茎の根元から離した土の上に撒きます。

また追肥をしたい場合は、2～3週間後に撒きましょう。

化成肥料を与えすぎると、根が傷んだり、土が固くなったりするので注意です！

水やりについて

水やりの目安、注意点をご紹介します。

・水やりは朝にする
・昼間の気温が高い時間帯にあげるのはNG
・朝に水やりを忘れたら明日でも大丈夫

水やりは朝にする

植物は太陽の光を浴びて光合成をして、成長に必要な養分を作り出します。

この光合成をするためのエネルギー源となるのが、水です。

エネルギーをチャージした状態で、たくさん光合成をしてもらうためにも、水やりは朝にするようにしましょう！

昼間の気温が高い時間帯にあげるのはNG

強い日差し、高い気温の昼間は避けるようにしましょう。

昼間にあげてしまうと、蒸し風呂状態になって、枯れる原因となってしまいます。

朝に水やりを忘れたら明日でも大丈夫

つい忘れてしまっても、次の日の朝に水やりをすれば全然大丈夫です。

特にトマトはあまり水がいらない野菜です。

適度に水やりをすることによって、甘味が増す事もあります。

ただし、家庭菜園を初めてやってみる方にとっては、水やりをする習慣をつけるのが難しいものです。

毎日やる。くらいの気持ちでいた方が、適度に水やりができると思います。

量はどのくらい？

プランターの底から、水が染み出るくらいを目安にあげましょう。

水をかける場所は、葉ではなく根元に近づけて、土全体を湿らせるようにすると上手くできます。

まとめ

毎日の水やりのみでも失敗しにくく、大量に収穫できる野菜をご紹介しました。

初めて家庭菜園に挑戦する方、始めたばかりの方の参考になればうれしいです。