学校に行きたくない‼小1長男が学校に行けるようになるまでにやった事

こんにちは!
3人子育て日和、ブログ管理人のはなです。

現在長女9歳、長男6歳、次男3歳の育児中です。

【こんな方におすすすめ】
・1年生になったばかりのお子さんを持つ方。
・子どもに「学校へ行きたくない」と言われた方。
・「学校へ行きたくない」と言われた時の対処法を知りたい方。

あくまで我が家の長男の例ではありますが、参考になればいいなと思います。

はな

ブログ管理人、はなです。
1994年生まれ。現在30歳。
パート勤務をしながら、3人の子育てをしております。
2018年に家を購入し、夫と共に絶賛ローン返済中です。
このブログでは3人子育ての様子、お役立ち情報などを投稿していきたいと思っております。

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「行きたくない」が始まった日

「今日学校に行きたくない」

入学式が終わったあとの1週間を、何事もなく過ごし、入学から2週間目の金曜日に突然言われました。

朝は前日と同じように、布団から出られたのですが、準備がなかなか進みませんでした。

このままでは家を出る時間に間に合わないと思ったので、少し手伝いながら準備を進めましたが、着替えのところで泣き出してしまいました。

私がした対応

「学校に行きたくない」と言うかもしれない。と思って、事前に育児本ネットで調べておいた情報をもとに、長男向けに考えた私なりの対処法をご紹介します。

まずは休ませた

家を出る10分前に泣き出してしまったので、このままでは一緒に登校する長女も遅れてしまうと思い、その日はお休みさせることにしました。

ただ休ませるのではなく、「パワーを溜めるためにお休みしよう!」と声をかけてお休みさせました。

休日のように過ごさせた

長男はゲームをしたり、YouTubeを見たり、だらだら過ごしていましたが、いつもの休日と同じように接する事を心掛けました。

「学校を休んでいるのに、だらだらして‼」
このような声掛けはしないように意識しました。

【理由として】
・パワーを溜めるために休んだから。
・私がイライラしてしまうと、長男の気が休まらないと思ったから。
・家はいつでも安全基地だと思ってほしいから。
・ママはいつでも味方で、安心できる存在でありたいから。

さらに、見た目はだらだらしているように見えても、心の中では「学校を休んでしまった」「ごめんなさい」と思っていると思ったからです。

様子も普段より少しわがままな感じで、甘えていたと感じました。

少しでも安心したくて、ママが味方でいるのかを確認したくて、わがままをどのくらい聞いてくれるか試しているようにも感じました。

はな
はな

甘えてくる様子は、どこかぎこちなく、今にも泣きだしそうな感じでした。
保育園から小学校に上がる事は、まだ小さな子どもにとってはとても大きな負担なんだなぁと、改めて感じました。

土・日曜日の様子

土・日の様子は、いつもの明るい長男で、私も少し気が休まりました。

土曜日は雨が降っていたので、室内で体を動かせる施設に家族で出かけて、たくさん体を動かし、日曜日は一緒に衣替えの作業や、家の掃除、ゲームなどをして過ごしました。

はな
はな

普段通りの姿が見られて、安心しました。

日曜日の夜の様子

少し不安そうな表情ではありましたが、「なんか行けそうな気がしてきた」教えてくれました。

時間割も自分からやると言ったので、側で見守りながら一緒にランドセルに教科書を詰めましたが、寝る時間が近づくと「ちょっと不安…」と言って、暗い表情になってしまいました。

私がした対応

まずは勇気づけをして、次に不安を解消する方法を一緒に考えてみました。

【私がした声掛け】
・パワーも溜めたし、きっとできる!
・応援してるよ!
・朝どうやって行くか考えてみよう。
など

不安解消方法を一緒に考えてみる

学校に行くイメージをしてみて、不安ポイントの原因を解消できるように、具体的な事を決めました。

・朝はママとお姉ちゃんと3人で登校する。
・教室までお姉ちゃんに送ってもらう。
・中休みと昼休みは、お姉ちゃんに来てもらう。
・帰りは学校までママが迎えに行く。

休み時間に寂しくなった時、「お姉ちゃんがいると少し安心する。」と言っていたので、長女にも協力してもらう事にしました。

長女に協力をお願いすると、

「全然OKだよ!1年生の先生にも、来て欲しい時はお願いするかも~って言われてるし!友達も連れて励ましに行ってあげる!」

予想以上に心強い返答で、我が子ながら、「なんと心強く頼れる存在に成長したんだ!」と嬉しくなりました。

はな
はな

休み時間に他の用事があったら、そっち優先でいいからね。
と声をかけたら、
「まぁその時は、1年生の教室に少しでも顔出すよ!」
これまた心強い返しをしてくれました。
長女よ~助かるぜ~涙

夫に相談した

私一人の考えだけでは足りないと思ったので、何か他に考えられる対策はないか、夫に相談しました。

「ママが側にいなくても頑張れる、お守りみたいな物があればいいんじゃない?お手紙とか?」

グッドアイディア…‼

早速子ども達が寝静まった後、小さなメモ用紙サイズの紙にメッセージを書いて、長男の筆箱の中に忍ばせました。

朝になると気が変わって、行きたくなくなっても、
「お楽しみが筆箱に入っているからね!寂しくなったら見てみてね!」
と言う事で、頑張れるかもしれない!

この時は嬉々として、お手紙を用意しました…。

休み明けの月曜日

寝起きが悪く、布団からなかなか出られませんでした。

朝ごはんも全く進まず、泣きながら準備をしました。

はな
はな

寂しくなった時に見られるように、お楽しみを用意したよ!

とと(長男)
とと(長男)

いやだ~ママと居たい~!

どうしても気持ちが落ち着かないので、長男と話し合い、中休みから行ってみることにしました。

そして、中休みになったら、長女が玄関まで迎えに来てくれることになり、一緒に教室に行く約束をしました。

学校の玄関まで行けたから花丸

中休みから登校するのが決まると、徐々に泣き止み、気持ちが落ち着いてきました。

中休みまで少し時間があるので、家を出る時間を長男に伝え、ゆっくり過ごすことにしました。

とと(長男)
とと(長男)

あと1時間?まだまだだ!

少し元気が出てきたので、行けそうだなと思いました。

一緒に家を出る時、また元気が無くなりましたが、ゆっくりと自分で歩いて向かってくれました。

玄関まで来ると、ちょうど中休みのチャイムが鳴りました。

長女が来るのを少し待っていると、先生と一緒に1年生が、校庭でマラソンをするために出てきました。

長女と一緒に教室に行くと思っていた長男は、予想外の出来事にびっくりして、私にしがみついて泣いてしまいました。

1年生のお友達は不思議そうな顔をして

「どうしたの?大丈夫?」

と声をかけてくれたり、長男の名前を読んで背中を優しくトントンしてくれたりましたが、長男はそれどころではなくなっていました。

他の1年生がマラソンから帰ってくるまで、抱っこのまましばらく玄関に居ましたが、泣き止む様子はありませんでした。

その後すぐ長女が来てくれたのですが、長男は入れそうになかったので、長女に謝って、戻ってもいいよと伝えました。

その後、担任の先生とお話をして、この日は欠席することにしました。

はな
はな

「自分で歩いて玄関まで来られたから、花丸だよ!」
と伝えて、抱っこで帰宅しました。

帰ってからの様子

「ごめんなさい」「自分はちゃんとできなくてだめだ」と責める言葉を言って、また泣き始めたので、次の言葉を伝えました。

・全然だめじゃないし、できてるよ!
・今日は玄関まで行けたから花丸!
・金曜日よりできてるよ!ちゃんと進んでる!
・ママはいつも応援してるから大丈夫!
・またパワーを溜める日にしよう!

なかなか気持ちが落ち着かず、泣いたり泣き止んだりを繰り返しましたが、お昼近くに落ち着いてきました。

夜の様子

夜になると、また不安な様子で、「明日行けるかな。不安。行きたくない」と時間を置いて私に何度も訴えていて、泣きながら訴えることもありました。

私がした対応

不安な様子の長男に、私も苦しい思いでいっぱいになりました。

少しでも不安な気持ちを取り除いてあげたくて、長男と不安について詳しく話をしました。

なにが不安か聞いてみた

「わかんない。」

自分でも何がこんなに不安なのかわからない様子だったので、具体的に質問をして、一つ一つ一緒に考えてみることにしました。

はな
はな

お友達とはお話出来ていたし、玄関で会った時も「どうしたの?」「こないの?」って声をかけてくれていたから、お友達は違う?

とと(長男)
とと(長男)

うん。

はな
はな

不安な気持ちになった時は先生に伝えられるし、先生からも優しく話しかけてくれるから違う感じ?

とと(長男)
とと(長男)

うん。

はな
はな

学校の教室とか、廊下とか、慣れない場所だから不安になるのかな?

とと(長男)
とと(長男)

そうだと思う。
保育園と違って大きいから怖い。

先生やお友達が不安の原因ではなく、学校の建物が大きいことが不安の原因でした。

保育園とは違う、慣れない広い空間で過ごすことが、長男にとっては大きな問題だったのです。

そんな事?と思うかもれませんが、卒園したばかりのまだまだ小さな子どもなんだと、私は再認識する事が出来ました。

一つ一つ細かく一緒に確認することで、不安の原因がわかってよかった。と思いました。

一緒に流れを確認

「朝、ママと行ったらまた行けなさそうだな。と思うなら、パパと行く?ママとでいい?」

こんな感じで、長男と話し合いながら、次の日の流れを決めていきました。

それでも「不安」と言われたので、次のような声掛けをしました。

・「そうだよね。」「不安だよね。」とまずは共感。
・2日間パワーを溜めたし、最後までじゃなくてもいいから、1回行ってみよう!
・連絡帳で先生にも伝えておくから大丈夫。
・休み時間には、お姉ちゃんに来てもらう?
・泣いてもいいんだよ。その時は先生に「不安」って伝えられたらOK!
・昼休みに迎えに行こうと思ってるけど、いつでも迎えに行くから。

長男とは、「お迎えの連絡は、できれば昼休み以降に。」と話しました。
次の日は仕事の打ち合わせがあったので、どうしても昼休みでないと行けなかったからです。

でも、もし無理そうなら、昼休み前でも先生に言ってもいいよ。とも伝えました。

次の日の朝

朝は泣かずに、割と早く布団から出られました。

朝ごはんは進まず、おにぎり3口くらいで終わりましたが、なんとか準備を終わらせました。

出る直前に泣き出してしまい、泣きながら夫とお姉ちゃんと登校。

校門で少し立ち止まってしまったようですが、夫の説得で、なんとか中に行けたようでした。

夫の帰宅を待つ間、泣きながら帰ってくるのではないかと心配でしたが、無事に登校できて安心しました。

それからは仕事の打ち合わせ中、学校から電話が来るんじゃないかとドキドキしていましたが、電話はかかってきませんでした。

打ち合わせが終わって片付けが済んだ後、すぐに学校へ迎えに行くと、元気に校庭でお友達と走り回る姿が見えました。

担任の先生がグッドサインを出しながら駆け寄って来てくださり、

「大丈夫そうです!」

笑顔で伝えてくれたので、ほっとして、力が抜ける感覚がありました。

長男に、このまま帰るか、最後まで居るか聞くと、

「大丈夫そう!最後までいる!」

と言ってみんなのところへ走って戻ってきました。

涙が出るのを堪えて長男と話しました。

先生にお礼と、お手数をおかけしました、ありがとうございます。と一言添えてママは帰宅。

パパにもLINEで連絡して、現状を共有しました。

はな
はな

ママの姿を見たら「帰る」と言わないかドキドキしましたが、元気にお友達の所へ走って行ったのが嬉しかったです。

帰宅後

「全然大丈夫だった!」

学校での出来事を元気に教えてくれました。

「建物はやっぱり怖かったけど、教室に行ったら、お友達も先生もいて大丈夫になってた!」

最後まで居られたことで自信がついたようで、明日は泣かずに行けそうだなと思いました。

その日の夜

夜になると不安が復活。

帰ってきた直後は、まったく心配はいらない様子だったのですが、また泣いて登校することになるかもしれないと思いました。

「行きたくない」から4日目

朝は布団から、すんなり出る事が出来ました。

しかし準備が進まず、朝ごはんはバナナを3口

お着替えも自分でできず、手伝いながら着替えました。

結局、お姉ちゃんと登校する時間には準備が間に合わず、遅刻していくことになりました。

私がした対応

まずは今までと同じように、声掛けから始めました。

・頑張れるところまででいいから頑張てみよう。
・ママも先生もお友達もみんな長男の味方。
・先生にいつでも言っていいからね。
・いつでもお迎えに行けることを連絡帳に書いて、先生にも伝えておくから大丈夫。

はな
はな

毎日のように、先生と連絡帳でやり取りをしているので、もはや交換日記をしている感覚ですw

この日は雨だったので、夫を会社に送っていく事になっていました。

なんとか準備を終わらせて、夫と次男も一緒に学校へ。

玄関には数人の先生方いて、「おはよう!よく来たね」と声をかけてくれました。

学校の玄関でも泣いて、なかなか入ろうとしないので、教室まで一緒に行く事に。

廊下を抱っこしながら進み、教室まで送ると、泣きながらゆっくりと中に入ってくれました。

これまた担任の先生が長男に「よくきたね!頑張った頑張った!」と言ってくれて、私にはグットサインを出して、うなずいてくれました。

先生に「よろしくお願します。」と託して、教室を出ました。

その後は学校からの連絡もなく、最後まで頑張ることができました。

帰りの時間に合わせて学校まで迎えに行くと、元気な姿で玄関から長男が出てきました。

「今日も頑張りました~」

先生のこの一言にいつも安心できます。

帰宅後の様子

帰宅後も元気な長男で、いつも通りな感じでした。

「明日は泣かないで行きたい!」

とやる気満々でした。

少しでも頑張れるように、泣かないで行けた日は、カレンダーにシールを貼るという提案をしました。

「いいねぇ」

と本人もノリノリだったので、早速次の日からやってみることに。

【シールを貼れる条件】
・学校に行けたら1枚。
・泣かずに行けたらもう1枚。

シールを貼れる条件は、長男と2人で決めました。

その後も普段通りの様子で、お風呂から上がると眠そうにしていたので、歯みがきの仕上げ磨きもササっと終わらせて、早めに寝室へ向かいました。

気持ち的に疲れているため、眠くなるのも早いのだろうと思います。

寝る前の様子

この日の寝る前は、不安そうな様子はなく、絵本を少し読んで、すぐに眠る事が出来ました。

少しずつ不安がなくなってきたのかな。と思います。

「行きたくない」から5日目

行きたくないが始まって、5日目。

この日も泣きながら準備を進めましたが、何とかまた朝から夫とお姉ちゃんと、登校する事が出来ました。

玄関で一度立ち止まってしまったようですが、夫が「お姉ちゃんと行かないと、一人で教室まで行く事になるけど、大丈夫?」と声をかけると、お姉ちゃんとゆっくり進んで行ったようです。

この日も最後まで、学校に居る事が出来て、帰りのお迎えでも元気いっぱいでした。

帰宅後は、お姉ちゃんと校庭に遊びに行く余裕もあり、「明日も遊ぶ!」と言っていました。

その後、カレンダーに今日の分のシールを1枚貼って、「明日は2枚貼る!」と意気込んでいました。

「行きたくない」から6日目

朝ごはんは相変わらず進まず、バナナ3口で終わってしまいましたが、泣かずに準備が出来ました!

途中涙がこぼれそうになり、「シール貼れない」と落ち込んでいましたが、ママがティッシュで拭いて、こぼれなかったからセーフということにしました。

その後は泣かずに準備を進められて、家の玄関を出る時も泣いていませんでした。

途中で1年生のお友達と合流すると、すっかり機嫌が戻って、夫を置いてスタスタ行く後ろ姿を見送りましたw

帰宅後も元気いっぱいで、またお姉ちゃんと校庭へ遊びに出かけていきました。

次の月曜日は…

現在、この記事を書いているのは日曜日。

土日の後の月曜日は、また振り出しに戻りそうな予感はしていますが、なんとか一緒に頑張りたいと思います。

まとめ

子どもが学校に行きたがらないと、子どもも苦しいですが、フォローする家族も大変ですよね。

特に近い存在であるママやパパは、本当に苦労されていると思います。

実際に、私は悩みすぎて胃がキリキリしております…w

少し進んでは逆戻りを繰り返して、少しずつ学校へ行けるよう、家族で協力して乗り越えていきたいです。

あくまで、我が家の例ではありますが、子どもの「学校へ行きたくない」に悩むママやパパの、参考になればうれしいです。

今後も、元気に学校に行けるようになるまでの様子をご紹介していこうと思うので、よろしくお願いいたします。

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