【犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉】レビュー

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こんにちは!
現在、長女9歳・長男7歳・次男4歳を育児中、はなです。

子ども達3人を育てていくなかで、毎日の「子育ての疑問」「子育てで迷うこと」を解消すべく、さまざまな育児本を日々読み漁っています。

今回は、
【犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉】著:出口保行
を読んだ感想や書評をしていきます。

  • 【犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉】が気になっている。
  • レビューを参考にしてから、購入を検討したい。
  • 感想や書評を知りたい

こんな方におすすめの内容となっています。

ぜひ、悩みを解決できるような情報を、共有できればと思っています。

【著者について】
著者:出口保行
犯罪心理学者。
1985年に東京学芸大学大学院教育研究葉科発達心理学講座を修了し、同年国家公務員上級心理職として法務省に入省。以後、全国の少年鑑別所、刑務所、拘置所で犯罪者を心理学的に分析する資質鑑別に従事。心理分析した犯罪者は1万人を超える。
各テレビ番組の報道・情報番組において犯罪解説等を行っている。

はな

ブログ管理人、はなです。
1994年生まれ。現在31歳。3人の子育て中。
パート勤務をしながら、夫と共に絶賛住宅ローン返済中です。
英語苦手ママですが、子ども達が英検2級に合格することを目標に、塾におうち英語に試行錯誤中。
実際に使用している知育おもちゃについても、レビューしています。
そのほか、3人子育ての様子、お役立ち情報などを読者の方々と共有していきたいと思っています。

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「子どもを呪う言葉」にドキリ

この本には、実際にあった事件の詳細を変えたり、いくつかの事例を組み合わせたりした、犯罪や非行の事例が載っています。

各事例の引き金となる子ども呪うの言葉が、普段私たちが子育てしている中で、よく使う言葉ばかりで少し怖くなりました。

  • みんなと仲良く
  • 早くしなさい
  • 頑張りなさい
  • 何度言ったらわかるの
  • 気をつけて!

などです。

この言葉たちがどのように子どもに伝わり、どのような影響が出て非行へ向かわせるのか、犯罪や非行の事例紹介でわかります。

はな
はな

普段使いがちな言葉が、「大切な我が子にこんな影響を与えるものだったなんて…」と、知るいい機会になりました。

言ってしまったらどうする?

この本に書かれているような「危ない一言」を、すでに普段から言ってしまっている。
言ってしまった瞬間に「しまった!」と気づけた時の、対処法も紹介されています。

例えば、つい、いつもの調子で「何も考えないで行動するからでしょ!」と言ってしまったとします。

そんな時は、「思ったことをぱっとできるなんて、行動力があるんだね」など、フォローを忘れないようにします。

ついダメ出しをしてしまっても、リカバリーできると、フォローで個性を発揮できるいい機会になると考えることができます。

このような具体的な声掛けの仕方も説明されているので、
「危ない一言」を言ってしまってるかも…
と思っている方は、ぜひこの本を読んでみてください。

はな
はな

感情にまかせて、つい、言ってしまうことってありますよね。
フォローの仕方を覚えておけば、つい出てしまったダメ出しのような言葉もリカバリーできます。

修正していけばいい

どんなに立派な親でも、子育てに悩まない親はいないと思っています。

色々な育児本を読んできましたが、学校の先生でも、教育学者でも、「自分の子供に対して悩むことがある」と書かれていました。

子どもによって性格は違うし、同じ子供はいないから対処法も違う。正解がない。

子育ての正解法則がないから、色々な情報あると迷ってしまいますよね。

この本を読み進めていくうちに、「もし、子どもを責めるような言葉を言ってしまったとしても、修正していけば大丈夫」と思えるようになりました。

子育ての必勝法みたいなものはなかなか見つからないけど、良くない影響を与えるものを取り除いていくのも、いいかもしれません。

はな
はな

この本を読むことで、「子どもを呪う言葉」が子どもにどんな影響を与えるのか知ることができる、いい機会になったと思っています。

「子どもを救う言葉」の例が参考になる

子どもを呪う言葉がどんな非行に向かわせるのか、子どもの気持ちにどんな影響を与えるのかの解説のあとに、「子どもを救う言葉」についての解説がされています。

1万人以上の犯罪者の心理分析をし、実際に非行少年に関わってきた出口さんだからわかる、「子どもを救う言葉」の使い方が紹介されています。

使う場面、具体的な声掛けの例が解説されているので、実践しやすいな。と感じました。

はな
はな

この本の解説を読みながら、実際に子どもと触れ合っている場面をイメージしやすかったです。

教育方針は両親でよく話し合うことが大切

ママとパパで、意見が合わないことってよくありますよね。

例えば、
「ママは、塾に行かせたいと思っている」
「パパは、自由に友達と遊ぶ時間を取らせたい」

「ママは、子どものゲーム時間を30分にしたい」
「パパは、1時間くらいはいいと思っている」

この他にも、こんな感じの意見が合わない教育方針は、それぞれの家庭でいくつかあると思います。

はな
はな

細かいことを含めると、もう、たっくさん浮かびます…

両親の意見が合っていないのに、それぞれ別の教育方針で子どもに関わると、どんなことが起きるか。

この本を読んで「なるほどな。そうだよね。」と納得しました。

意見が合わないから。と諦めて、それぞれ別の教育方針で子どもに関わると、結果として子どもにどんな影響が出るのかが書かれており、ゾッとしました。

はな
はな

「子どものため」だと思って関わっていたことが、逆に「子どもを苦しめていた」ことに気が付けました。

まとめ

正直、この本に書かれていた「子どもを呪う言葉」を私も言ってしまっていました。

読んでいて、「なんてダメな親なんだ」と思う瞬間もありましたが、「完璧になんてできない」「修正していけばいい」と思えるようになりました。

そして、この本で紹介されている、修正するための「子どもを救う言葉」がとても参考になったと感じています。

なんでもすぐに忘れれちゃう(ドリー風)私なので、定期的に何度も読み返したい本の一つになりました。

【犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉】について、レビューを見てから購入を考えたいという方の、参考になれば嬉しいです。

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